折に触れて訪れたい、歴史情緒あふれる「心の菩提寺」
境内には、開基・景綱公の墓標である一本杉がその生きざまを示すように悠然とそびえており、過ぎ行く年月の中にも、決してぶれることのない芯の強さを感じます。
本堂の正面にどっしりと腰を据えた景綱公の銅像は、蔵王連峰の雄大な自然と、白石の町並みをいつもまっすぐな眼差しで見つめているかのよう。
県南・白石(しろいし)エリアや白石城へ訪れた際には、ぜひこちらの傑山寺にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
このスポットは、こんな方におすすめ
- 自分自身と向き合う時間が欲しい方
- 上質な時間を過ごしたい方
- 禅に興味がある方
- 武士や城など歴史に触れたい方
「傑山寺」のいいところ
ポイント1:本堂の天井を飾る、迫力ある雲竜画
本堂の鏡天井には、本堂を見下ろすように、水墨画家・打矢悳(うちやしん)氏の直筆による巨大な雲龍画が描かれており、迫力満点です。これは、龍が法の雨(仏法の教え)を降らすといわれているためです。
龍の目は円相(一筆描きで描かれた円)の中心にあり、見る位置や角度によって、龍の動きや表情が変化するようにも見えます。また、雲龍画の真下で手を叩くと、龍が鳴いたような音が法堂内に響くことから「鳴き龍」とも呼ばれています。
ポイント2:片倉小十郎景綱公の墓標「一本杉」
元和元年(1615年)10月14日、片倉小十郎景綱公は、59歳でその生涯を閉じました。景綱の遺骸は傑山寺に埋葬され、片倉小十郎の亡くなった後、白石(しろいし)を守る礎となるべく、遺言により一本の杉を植えさせ、それを墓標にしたといわれています。
今、初代・片倉小十郎景綱の墓標である一本杉を見上げてみると、天に向かってまっすぐ伸びるその姿には、まさに景綱公の生きざまや、信念・志を感じるかのよう。そしてその傍らには、奥方の五輪塔も建立されています。
ポイント3:「禅」と「愛」溢れる時間、人生に気づき
傑山寺では「寺ワーケーション」と題したワーケーションプランも用意されています。このプランは、どんな立場の方でも、真剣にご自身の人生や役割に向かい合おうとする方におすすめのワーケーションプランです。
坐禅体験や写経体験などを通して住職と対話することは、きっと何かの気づきの機会になるはず。
寺ワーケーションの特長は、すべての体験は任意での参加であること。お寺ならではの体験を堪能することも、静かで集中できる環境で仕事を進めることも、その日のご自身の感性に従ってお選びいただけます。
お車でお越しいただくことをおすすめしますが、新幹線・電車の駅も近くにあるため、さまざまな方にご利用いただけるプランです。
基本情報
施設情報
臨済宗妙心寺派 常英山傑山寺
宮城県白石市南町2-7-20 [ Google Mapsで⾒る ]
アクセス情報
・東北自動車道「白石(しろいし)」ICから、約7km(車で約15分)
▼公共交通機関でお越しの方
・JR東北新幹線「白石蔵王(しろいしざおう)」駅 西口から、約1.5km(タクシーで約5分、徒歩で約20分)
・JR東北本線「白石(しろいし)」駅から、約1.5km(タクシーで約5分、徒歩で約20分)
こだわりポイント
- 作業OK
- Wi-Fi完備
- 電源あり
- 駐車場あり
- 駅近
- 子連れOK