明治・大正に栄えた大地主の邸宅を整備した「角田市郷土資料館」

明治・大正に栄えた大地主の邸宅旧氏丈邸

明治・大正に栄えた大地主の邸宅「旧氏丈邸」

明治前期から大正期にかけて、郷土の大地主・氏家丈吉(うじいえじょうきち)の初代・2代目が建てた邸宅をそのまま活用し、郷土資料館として整備されたのが「角田市郷土資料館」です。

仙南屈指の素封家が建てただけあって、材料や意匠は豪華で優れたものを見ることができ、一見の価値ありです。また、米蔵には、考古資料や伊達家一門である石川家の関係資料などが展示されています。

このスポットは、こんな方におすすめ

  • 歴史が好きな方
  • 古民家や蔵めぐりが好きな方
  • 大正モダン・大正ガラスに興味のある方
  • 入場無料で楽しみたい方

「角田市郷土資料館」の見どころ

見どころ1:重厚な明治期の建物

大梁(おおはり)

この郷土資料館の特色をよく示しているのは、重厚な造りの漆塗りの店蔵で、1階と2階にある、ケヤキの大梁(おおはり)は必見です。

見どころ2:「大正ロマン」香る大正期の建物

お風呂場

ステンドグラス大理石を使ったお風呂場など、大正モダンテイストがふんだんに散りばめられた邸宅は、飽きることなく見て回れます。

この他にも、有田焼の陶器のトイレ、電灯傘の装飾、鳳凰の欄間など、見どころがたくさんあります。

見どころ3:江戸時代の角田のお城の遺構

角田城から移築された薬医門(やくいもん)形式の表門や、庭の灯篭など、お城の遺構も見ることができます。

基本情報

施設情報

角田市郷土資料館
住所:〒981-1505
宮城県角田市角田字町17 [ Google Mapsで⾒る ]
TEL:0224-62-2527
料金:入場無料、ただし企画展期間中は有料
営業時間:9:00〜16:30
定休日:月曜日・国民の祝日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)休業
※変更する場合がありますので、公式サイトでご確認ください。

アクセス情報

▼公共交通機関でお越しの方
・阿武隈急行線「角田(かくだ)」駅から、約1.6km(徒歩で約20分、タクシーで約5分)

▼お車でお越しの方
・常磐自動車道「山元(やまもと)」ICから、約9km(車で約15分)
・東北自動車道「白石(しろいし)」ICから、約20km(車で約30分)

こだわりポイント

  • 駐車場あり
※上記は2022年12月時点の情報です。最新の情報は各施設さまへお問い合わせください。

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