国内2番目のラムサール条約登録湿地「伊豆沼・内沼」の自然を見て、触れて、楽しめる施設!
「宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」は、県内外から訪れる数多くの人々のための施設として1991年にオープンし、さらに2015年にリニューアル!沼の自然や人文・社会環境などを紹介する、自然観察や教育的機能を備えています。
伊豆沼・内沼は、面積が約4平方kmの低地湖沼で、冬季でも凍結が見られないことから、多くの水鳥が越冬できるという優れた条件を備えているのがポイント。また、さまざまな水生植物が湖面を覆い、豊かな植物環境がつくられることから、トンボや魚、水鳥をはじめとする多様な生物相を育んでいる様子も見どころですよ。
このスポットは、こんな方におすすめ
- 伊豆沼・内沼の自然環境に興味のある方
- 鳥類・昆虫・植物など生き物が大好きな方
- 数万羽のマガンの飛び立ち・ねぐら入りを見てみたい方(冬季)
- 沼一面に広がる水生植物に興味のある方(夏季)
- 自然を守ることの大切さを学ぶ「自然体験講座」に参加してみたい方(時期・内容は要確認)
「宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」のいいところ
ポイント1:伊豆沼・内沼の自然が分かる展示
館内では、伊豆沼・内沼の自然がわかりやすく解説されており、エントランスにある模型では沼の周辺地理を紹介!
1階は、小学生にもわかりやすく楽しめる内容で、五感を使って学べる展示となっています。壁面には、沼を代表するマガン・ハクチョウの暮らしが研究成果を交えて紹介されており、大人も子どもも楽しみながら学べます。
2階は、伊豆沼・内沼の現在と未来をテーマとして、より詳しく学べる内容の展示となっています。
ポイント2:伊豆沼を見渡せるビュースポット
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターは、伊豆沼を見渡せる高台にあり、館内の2階には、伊豆沼を一望できるビューラウンジがあります。
ラウンジには、イスが設置されている望遠鏡があり、座りながらゆっくりと沼の自然を観察できます。夏には沼の一面を覆う水生植物の花が、冬には採餌をするオオハクチョウなどが見られ、時には狩りを行うオジロワシの姿も眺めることもできます。
ポイント3:自然の大切さを学べる「自然体験講座」
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの指定管理者である「公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団」により、自然を守ることの大切さを学ぶ「自然体験講座」が開催されています。
自然体験を通して、沼の自然や生き物に触れ合うことができるのは貴重な体験。これまでは、マガンやコクガンの観察会、水辺の生き物観察会、漁師体験などが開催されてきました。
また、解説員の方によるわかりやすい説明もあるので、誰でも気軽に参加できるのが嬉しい点です。
※講座の開催時期・内容については毎年変わりますので、施設にご確認ください。
基本情報
施設情報
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17-2 [ Google Mapsで⾒る ]
アクセス情報
・東北自動車道「築館(つきだて)」ICから、約8.5km(車で約15分)
・東北自動車道「若柳金成(わかやなぎかんなり)」ICから、約10.5km(車で約20分)
・県道36号線(みやぎ県北高速幹線道路)「伊豆沼(いずぬま)」ICから、約1.6km(車で約4分)
▼公共交通機関+お車でお越しの方
・JR東北新幹線「くりこま高原」駅から、約4km(車で約10分)
・JR東北本線「新田(にった)」駅から、約5km(車で約13分)
こだわりポイント
- 駐車場あり
- 子連れOK