大正ロマンを今に伝える時空の秘密基地・蔵の郷土館「齋理屋敷」

施設の外観

タイムスリップしたような空間と現代が行き交う、丸森町民に愛される郷土館

2021年4月20日にリニューアルオープンした、蔵の郷土館

江戸時代後期~昭和初期にかけて、七代にわたり栄えた豪商・齋藤理助(さいとうりすけ)氏。その屋敷および収蔵品すべてが丸森町に寄贈され、蔵の郷土館として一般開放したのが「齋理屋敷(さいりやしき)」です。

齋理が最も栄えた大正時代の建造物・収蔵品が数多くあり、国が登録する登録有形文化財もなんと12ヶ所!その数は齋理屋敷の展示物の半数にも及ぶそうです。

ひとたび門をくぐれば、まるでタイムスリップしたような空間が広がる齋理屋敷は、古くから丸森の町の暮らしへと根づき、今ではさまざまな世代の方が楽しめる郷土館として、長く愛されています。

季節ごとの展示イベントもあり、開放的な空間でのワーケーションスポットとしての利用にもおすすめです!

このスポットは、こんな方におすすめ

  • 地域の歴史や文化に触れたい方
  • 先人の想いや知恵への理解を深めたい方
  • 楽しみながら、大正ロマンを感じたい方

「齋理屋敷」のいいところ

ポイント1:歴史を感じる施設

齋理屋敷洋館

齋理屋敷中庭

齋理屋敷の随所に今なお感じられるのは、大正時代ならではのエネルギッシュな価値観

江戸時代後期から昭和初期にかけて、呉服・太物の商売、味噌・醤油の醸造、縫製業など幅広い事業を展開し、七代にわたり栄えた豪商・齋藤理助(さいとうりすけ)の本拠地であった屋敷や収蔵品すべてが丸森町に寄贈され、今に残されている様子は壮観です。

国が登録する登録有形文化財12ヶ所を含め、貴重な文化財が数多く残されています。

ポイント2:先人の想いや歴史、文化を学ぶ

展示物のある部屋

和室・巻物・着物

当時の豪商・使用人たちの暮らしぶり丸森町との関わりを学べるのも齋理屋敷の魅力。

齋理が持っていたのは、豪商としての顔だけではなく、街のために製紙工場や電燈会社を興したり、川に橋を架けたり、神社の合祀移転、小学校の校舎の新築に至るまで、あらゆる社会・地域事業に尽力してきた歴史があるそう。

巻物や着物などのアイテムも、きれいに保存されています。

ポイント3:美しい景観で癒される

齋理屋敷の庭

池で泳ぐ鯉

美しい庭が広がる齋理屋敷。四季折々の花や、美しい草木に癒やされること、間違いなしです!

池には鯉が優雅に泳いでおり、齋理屋敷内で販売しているエサを与えて憩うこともできます。

冬は時折薄っすらと雪が積り、いつもとはまた違った齋理屋敷を見ることもできます。

自分のお気に入りの景色を探して、写真を撮ってみるのもいかがでしょうか?

基本情報

施設情報

蔵の郷土館「齋理屋敷」
住所:〒981-2165
宮城県伊具郡丸森町町西25 [ Google Mapsで⾒る ]
TEL:0224-72-6636
料金:大人:620円(団体520円)、小人:310円(団体260円)
※表示料金は、いずれも税込です。
営業時間:通常期 9:30~17:00
※企画や催事により、異なる場合がございます。
※新型コロナウイルスの影響を受け、現在、9:30~16:00の短縮営業を行っております。最新情報は公式サイトをご覧ください。
https://sairiyashiki.com/
定休日:月曜日(祝日にあたる場合は翌日)定休

アクセス情報

▼公共交通機関でお越しの方
・阿武隈急行線「丸森(まるもり)」駅から、バスまたはタクシーで約5分
※丸森駅までは、福島駅から最速約50分、仙台駅から最速約60分です。

▼お車でお越しの方
・常磐自動車道「新地(しんち)」ICから約20分
・東北自動車道「白石(しろいし)」ICから約30分、「国見(くにみ)」ICから約40分
※駐車場があります。

こだわりポイント

  • クーポンあり
  • 駐車場あり
  • 完全禁煙
  • 子連れOK
※上記は2022年12月時点の情報です。最新の情報は各施設さまへお問い合わせください。

公式サイト・SNSなど