近世佐沼郷、原始・古代から江戸時代までの歴史を紹介する「登米市歴史博物館」

登米市歴史博物館の本館全景

建物の中にあるものだけが展示品じゃない!周りの史跡も含めてまるっと博物館!

登米市(とめし)歴史博物館は、江戸時代の武士と民衆の暮らしをメインテーマにした博物館です。

昭和43(1968)年に廃線となった仙北鉄道の資料や、登米市出身の創作人形作家・恩田とき子氏の作品などが展示されています。

この博物館は、戦国時代の終わりに起きた葛西大崎一揆(かさいおおさきいっき)の激戦地「佐沼城(さぬまじょう)」の中にあり、周辺には有名武将の陣地跡など、関連史跡が多数所在しているのも見どころ。仕事の合間に、これらの史跡を巡るのもおすすめです。

このスポットは、こんな方におすすめ

  • 登米市の歴史に触れたい方
  • 明治期の邸宅の雰囲気を楽しみたい方
  • 史跡巡りに興味のある方

「登米市歴史博物館」のいいところ

ポイント1:静かな環境で博物館見学

登米市歴史博物館の常設展示室

こちらは常設展示室の様子です。原始・古代から江戸時代までの登米市の歴史が展示されているほか、「歴史探検コーナー」も併設されています。

落ち着いた空間で、展示資料や登米市内の各地域の映像などを鑑賞することができます。

ポイント2:明治25年建築の旧亘理邸

庭園から見た旧亘理邸

敷地内にある旧亘理邸(わたりてい)は、明治25(1892)年に建てられた邸宅。

ここには、佐沼亘理家の9代目当主・隆胤(たかたね)と交流のあった文化人の作品と民具が展示されています。

庭園にそびえ立つ推定樹齢300〜350年の赤松は、一見の価値ありです。

ポイント3:昭和の民具を見てみよう!

民具展示館内

さらに、敷地内にある民具展示館では、農業・漁業・商業に関係する民具も展示されています。

団体見学や小学校の社会科の授業などにも、幅広く利用されています。

基本情報

施設情報

登米市歴史博物館
住所:〒987-0511
宮城県登米市迫町佐沼字内町63-20 [ Google Mapsで⾒る ]
TEL:0220-21-5411
料金:入館無料
営業時間:9:00~16:30(最終入館 16:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)定休、年末年始休業

アクセス情報

▼公共交通機関でお越しの方
・JR東北本線「新田(にった)」駅から、登米市民バス 新田線で約20分 →「佐沼中学校前(さぬまちゅうがっこうまえ)」バス停から、約400m(徒歩で約5分)
・JR東北本線「瀬峰(せみね)」駅から、登米市民バス 南方線で約30分 →「登米市役所(とめしやくしょ)」バス停から、約800m(徒歩で約10分)
・「仙台駅前31番のりば(旧さくら野百貨店前、地下鉄「北3出口」前)から、ミヤコーバスまたは東日本急行バス高速バス【仙台-佐沼線(仙台駅前-登米市役所前線)】)で約90分 →「登米市役所前(とめしやくしょまえ)」バス停から、約800m(徒歩で約10分)

▼お車でお越しの方
・東北自動車道「築館(つきだて)IC」から、県道36号線(みやぎ県北高速幹線道路)経由で約20km(車で約20分)
・東北自動車道「若柳金成(わかやなぎかんなり)」ICから、約17km(車で約20分)
・三陸自動車道「登米(とめ)」ICから、県道36号線(みやぎ県北高速幹線道路)経由で約10km(車で約10分)
※博物館の駐車場のほか、鹿ヶ場公園の駐車場もご利用いただけます。

こだわりポイント

  • 駐車場あり
  • 完全禁煙
  • 子連れOK
※上記は2023年3月時点の情報です。最新の情報は各施設さまへお問い合わせください。

公式サイト・SNSなど